誰しもどういった環境に身を置いているにしても、清潔感というものは常に身につけておくべきだと思います。 清潔感のない人間はどうしても他の人に煙たがられ、嫌われたりするものです。
では、どういった人が清潔感のない人だと思われるのでしょう。 人間は、基本的に目と鼻でそれを感じ取ります。
まず一番気になるのは臭いです。
そして、目、すなわち見た目に関しても、同様に気を配る必要があります。
見た目で清潔感がないとみなされる事項はいくつかありますが、その中で不潔だと思われるものの一つに、フケが肩についていたり、髪の毛に付着していたりすることではないでしょうか??
フケが気になるという人は、およそ二人に一人と言われていますが、実際はこれ以上いると思われます。 同時に、フケ症で悩んでおり、フケ症を治さないといつまでも不潔と思われると苦しんでいる人も大勢いると思います。 フケのケアはしっかりしているのに、フケ症だからどうしても出てきてしまうというのは、とても深刻な悩みなのです。
このサイトでは、その解決法、予防、対策などを紹介していきます。
そもそも、フケとは一体何なのでしょう?
フケ症でお悩みの方は、頭をかくと際限なく白い粉のような物が出てきますよね。 このフケの正体は何か、何となく想像はつくかと思います。
フケとは、頭皮の老廃物、すなわち頭皮の垢(あか)です。
新陳代謝によって、頭皮上に存在する古い角質細胞がはがれて『フケ』となっています。 つまり、フケというのは垢と同じと考えて良いわけです。
老廃物を新陳代謝によって外に出すというのは、人間の体において自然な現象です。
よって、決してフケが出る事は体がおかしいとか、異常であるという事はありません。
問題は、その量です。
たとえ毎日シャンプーしても、すぐにフケが出てくるというフケ症の人にとっては、毎日自分の肩に老廃物が乗っているといった状況が、かなりつらいものではないでしょうか。
フケそのものは、決して有害な物ではありませんし、異物でもありません。
しかし、自分も含め、人に不快感を与える物であるものであることは間違いありません。
フケ症は病気と言えるかどうかという議論がなされる事もありますが、困っている人の多さを考えた場合、少なくとも治療方法や予防、対策について考えるだけの価値がある事であることはまちがいないでしょう。
フケ症は、すべての人が同じような状態であるとは限りません。 フケ症には大きく分けて2つあります。 この種類分けは、治療や予防を行う際に関係してきます。 自分がどういった種類のフケ症であるか、判断しておきましょう。
フケ症は、乾燥タイプと脂漏タイプに分かれます。
まず、乾燥タイプについて。
乾燥タイプは、パラパラと乾いた感じのフケが出ます。 この場合、洗髪をしすぎていたり、無理に頭を強くかいたりしている人に、このようなフケが出ます。 よって、フケ症ではないのにフケで悩んでいるという方は、このタイプに入ることになります。 そういった意味では、比較的予防しやすい部類と言えるかもしれません。
もうひとつの脂漏タイプは、頭皮に皮脂が多量に分泌し、頭をかくと爪の中にフケが溜まっている、といった状況です。 フケ症の方の多くが、この脂漏タイプのフケ症です。
こちらのタイプは、本格的な予防や治療を行わないと、簡単には治らないでしょう。
乾燥タイプの場合は、頭をかきすぎない、頭を洗うときに強くこすらない事を心がけるだけで解消されるというケースが多くあります。
それに対して、脂漏タイプの場合は、本格的なフケ症と考えて良いかと思います。 男性の場合はほとんどが脂漏タイプです。 ベタベタしているので、嫌悪感はかなり強くなってしまいます。
自分がどちらの種類のフケ症なのか、しっかり把握した上で予防や治療方法を探してください。